きょうで六七日(むなぬか)。 位牌の帽子をひとつひとつ上げていく。 あと一文字となった。 墓地の桜の散り際が美しい。 参道は花びらの絨毯。 そっとよけて通った。 中陰和讃 六七日まもる弥勒菩薩 六道の辻に踏み迷い 自力の心を振り捨てて 他力の一つで…
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