鯛の里日記

周防大島町沖家室島の民泊体験施設・居酒屋の日常と、宮本民俗学の学びを書きます。

別府 杉の井ホテルレポート

2013年2月4日
 
【旅の記憶を忘れないうちに備忘録 杉の井ホテル編】
 
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別府の杉の井ホテル。こりゃスゴイ。坂の町のところどころにあがる湯けむり。これだけで旅の情緒満載。町のほぼ頂上に巨大なホテルが3棟。一番古い本館→中館→別館杉の井パレス。本館からすべて廊下でつながり、端のパレスへはバスも運行されているが歩くと30分はかかるか。でも渡り廊下の窓から見下ろすイルミネーションをみるのもいい。
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 ※関連サイトから
僕はアレルギーのため刺激のある温泉は入らない。が、写真でみる棚湯の眼下にひろがる別府湾を眺めながらの入浴は観るだけで素晴らしい。風呂に入れないが雰囲気だけでもと行ってみた。脱衣場はたいへんな人でイモを洗うほどの混雑。確かに無数のイモがブランブラン垂れさがっていた。^^;
 
水着で入れる温泉もある。平日にも関わらず親子連れでごった返していた。
 
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部屋の窓を開けるとみごとなイルミネーション
 
さて、夕食は巨大なバイキング会場。入場するとさっそく案内された。会場は本館と別館に2ヶ所あるようだ。宿泊料金は別館の方が相当高いから、料理内容も違うに違いない。我々は安い方か。でもメニューは和・洋・中80種類というからスゴイ。ただ僕は肉アレルギーなので、食べれるのは10種類も満たないか。刺身は鯛、カンパチ、サーモンの三種。寿司も直接握ってくれる。美味かったが醤油が僕の口にあわない。他にパスタもラーメンも肉ダシなので無理だった。雑炊は絶品だった。これは我が宿のメニューに入れたい。はやり日本人、シメはこういうさらさら感がはずせない。デザートのケーキがスゴイ。ショートからプリン、チョコのアレ…なんていうの? タワーみたいなの。それがすべて食べ放題。さすがに行列だ。酒ですか? 1500円で呑み放題ってのもあったけど、僕は日本酒党でしかも純米吟醸以下は呑まないので単品注文。地酒がワンショット700円。いや~、別府もいい酒ですよ。ワインも上々。肉好きな人はたまらんだろうね。
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寿司は板さんが握ってくれる 
 
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地元大分の純米吟醸酒「八鹿(やつしか)」。キレのいいうまい酒です。
 
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ワインとデザートでご機嫌です。
 
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ショートケーキはおかわりしましたよ

僕は深夜の部屋付きの露天風呂。温泉ではないからOK。小さなバスタブが外に置かれている。暗いベランダから空が見える。熱ーくしてじっくりつかり、長距離運転の汗を流した。
 
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※関連サイトから
 
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地元食材を使っカジメの味噌汁があった
 
一夜明け、朝がこれまた昨夜のバイキング会場で。なんとこのメニューのすごさ。焼き魚だけで5種類くらい? アジの干物にメザシ、はてまたサンマの塩焼き。運転なけりゃ一杯やりたいところだ。卵もその場でシェフが焼いてくれる。焼き立てパンからきな粉餅まである。地元素材のカジメのみそ汁もあった。デザートまではさすがに手が、イヤ、口まで届かなかった。
 
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向こうに見えるのがホテル

ところでこの巨大な施設の電源を支えているのはすべて地熱自家発電だそうだ。現在のプラントは富士電機製の1900KW地熱発電プラント。年間を通して、ホテルが使う電気の約7割を地熱でまかなってるそうだ。近くまでプラントを見ることが出来る。希望者には見学させてもくれるとあとで知った。ただ、個人にヒョイと行って見せてくれるかどうかは調べていない。
 
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