三家族合同の一泊二日の親孝行旅行。
ウチの父、ふるさと里山救援隊の田中照敏さん母とお姉さん、島スクエアで知り合った西濱聖子さんと母。それぞれの親はすでに80歳台。なかなか体もいうことがきかなくなった親を抱えて、合同ならばちょっとずつ世話をしあえればという思いが一致した。
雨にたたられながらも親同士や互いの親子の会話もはずんで楽しい旅行となった。
ウチの父、ふるさと里山救援隊の田中照敏さん母とお姉さん、島スクエアで知り合った西濱聖子さんと母。それぞれの親はすでに80歳台。なかなか体もいうことがきかなくなった親を抱えて、合同ならばちょっとずつ世話をしあえればという思いが一致した。
雨にたたられながらも親同士や互いの親子の会話もはずんで楽しい旅行となった。
宿泊地の福山市鞆の浦。昔の街並みが残る港街。到着早々少々お疲れ気味の親たちをおいて田中照敏さんと呑みものの買い出しに。
ところが酒屋といえば保命酒はあれど普通の酒屋はいくつかはあるものの、外から見ても地酒はみあたらない。途中で地元の人に尋ねて迷路のような道路をさんざんぐるぐるしながらやっとあった一坪ほどのお店でビールを買い、
「あの~、純米吟醸の地酒はありますか?」
と店主にきくと、
「そがいな特殊な酒はここにはありませんよ」
とぼとぼ歩いて宿に到着するその真横にスーパーが。やれやれ灯台元暗しとはこのことか。ここならなんやあるかも? と酒コーナーに行くと
一本だけ「酔鯨」という純米酒をゲット。それも土佐の酒。
さんざん歩いても保命酒以外は地の吟醸はおろか純米酒を置く酒屋は一軒もなしの現実に、今や世界遺産級と言われる鞆の町として、瀬戸の小魚を目当てに来る左党の期待は大きいはず。 宿には当地福山市の
地酒 純米大吟醸「天寶一」があったのが幸いだった。
ところが酒屋といえば保命酒はあれど普通の酒屋はいくつかはあるものの、外から見ても地酒はみあたらない。途中で地元の人に尋ねて迷路のような道路をさんざんぐるぐるしながらやっとあった一坪ほどのお店でビールを買い、
「あの~、純米吟醸の地酒はありますか?」
と店主にきくと、
「そがいな特殊な酒はここにはありませんよ」
とぼとぼ歩いて宿に到着するその真横にスーパーが。やれやれ灯台元暗しとはこのことか。ここならなんやあるかも? と酒コーナーに行くと
一本だけ「酔鯨」という純米酒をゲット。それも土佐の酒。
さんざん歩いても保命酒以外は地の吟醸はおろか純米酒を置く酒屋は一軒もなしの現実に、今や世界遺産級と言われる鞆の町として、瀬戸の小魚を目当てに来る左党の期待は大きいはず。 宿には当地福山市の
地酒 純米大吟醸「天寶一」があったのが幸いだった。
宿となった「鞆シーサイドホテル」。古いながらも客対応の良さにホッとするも、目当ての温泉は湯が熱すぎてとてもゆっくりとは浸かれなかったようだ。オフシーズンの平日。少ない客数も手伝ったのかもしれない。
さて、夕食はバイキング。野菜中心の料理と事前に注文しておいた刺身の盛り合わせに舌鼓を打ちながらビールと酒で乾杯。三家族で顔を合わせる最初の席。我々息子や娘はいつも顔を合わせる仲だけど、親同士は緊張気味。でもそのうち酒も入り話も弾んで楽しい宴となった。ところがそんな家族写真を誰ひとりも撮ってはいなかった。撮った写真はバイギング会場で演奏された和太鼓の演奏のみ。腹に響く太鼓に会場は揺れた。これはいい。
さて、夕食はバイキング。野菜中心の料理と事前に注文しておいた刺身の盛り合わせに舌鼓を打ちながらビールと酒で乾杯。三家族で顔を合わせる最初の席。我々息子や娘はいつも顔を合わせる仲だけど、親同士は緊張気味。でもそのうち酒も入り話も弾んで楽しい宴となった。ところがそんな家族写真を誰ひとりも撮ってはいなかった。撮った写真はバイギング会場で演奏された和太鼓の演奏のみ。腹に響く太鼓に会場は揺れた。これはいい。
部屋に戻り一息ついたところで田中照敏さんとウチの父三人で鞆の夜の町へ。聖子さん母娘はこれから風呂へというので男のみで。事前にネットで居酒屋を決めていたためお目当ての「おてび」というお店に。
前もって電話をしたのだけど、出た女性はエッ…今から来るの? とそっけない感 じ。とにかく場所をききまわって辿りつくといい感じののれんのお店。のれんをくぐるとカウンターとテーブル席が10人ほどの客でいっぱいになりそうな店内に先ほど電話に出られた女将と思しき女性がひとり。「さきほど電話したものですが」と伝えたが、ニコリともせずやはりそっけない。肴はカウンターの大皿から取り分けてもらう。目当ての小魚料理はなかったが手料理の煮物野菜。酒は地酒「仙酔郷」があったけど本醸造だったのが残念。三人ともアル添入りのこの酒に悪酔いを避けてさすがにぐびぐびとはいけなかった。
屋根に横たわっているのが「おてび(御手火/たいまつ)」
さて、壁には俳優や歌手などの写真がべったり貼られていた。龍馬の役で高視聴率を稼いだ福山雅治をはじめ、鞆をロケにした作品の俳優さんがズラリ。そのころ、無愛想だった女将とも打ち解け、顔にも笑顔が灯り楽しい雰囲気に。注文の酒と料理をいただいたあと、他の客も入ったところで店を出た。これだけ有名人が集まる鞆の町の居酒屋。エリアには日本の酒都西条もあるし、地元福山にも天寶一という銘酒もある。もったいないよ女将さん。
ちなみに「おてび」という店名。御手火と書いて日本三代火祭のひとつだそうで、鞆に伝わる古くからの火祭り。それを店名にしたんでしょうね。氏子たちが松明(たいまつ)三体掲げて地元の沼名前(ぬなくま)神社の階段をかけあがる勇壮な祭りだそうだ。そういえば鞆シーサイドホテルの玄関に三体の巨大な松明が飾られていた。現在は福山市に編入された旧沼隈郡鞆町鞆の浦は沼隈半島の南に位置する備後福山藩の最大の商都で隆盛をきわめたときは7,000人の人口を抱えたそうだ。そんな勇壮な祭が伝わる鞆の浦。
お店を出て夜の鞆の港。少しひんやりとした潮の香りと港の風情にやっと鞆の浦にきた実感。
一夜あけると雨と強風でここでもまともに記念写真一枚も叶わず。とにかく次の目的地「みろくの里」。目当ては昭和30年ころの町並みを再現した「いつかきた道」。なんと我々一行の他はまったくいない貸切。カビ臭い館内に懐かしい道具や家具。
「昭和30年6月3日」と黒板に書かれた小さな小学校の教室。三家族の昔の児童が古びた椅子に腰をかけた。
「これから田中校長先生の挨拶があります」
「これから田中校長先生の挨拶があります」
「皆さん、おはようございまーす」
「は~い」
「これからseiko先生の授業です。出席をとりまーす。春久く~ん」
「は~い」
みんな童心にかえっていい笑顔。
以下は写真にて。
「は~い」
「これからseiko先生の授業です。出席をとりまーす。春久く~ん」
「は~い」
みんな童心にかえっていい笑顔。
以下は写真にて。
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742-2922 山口県周防大島町沖家室島
有限会社 沖家室水産
民宿 鯛の里(コイの里ではありません。タイの里です。タ・イッ!! )
0820-78-2163 松本昭司
shouji@d3.dion.ne.jp
★沖家室水産オンラインショップhttp://www.h3.dion.ne.jp/~kamuro/okaimono.htm
★「よう来たのんた沖家室」http://www.h3.dion.ne.jp/~kamuro/
★鯛の里HP http://www.h3.dion.ne.jp/~kamuro/tainosato.htm
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