鯛の里日記

周防大島町沖家室島の民泊体験施設・居酒屋の日常と、宮本民俗学の学びを書きます。

旅する蝶 アサギマダラ

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沖家室の対岸の地区佐連(され)にあるアサギマダラの飛来地。
NPO自然と釣りのネットワークが中心となって植苗した
フジバカマの花壇に旅する蝶のアサギマダラが乱舞しています。
ゆうに100頭は超えるでしょう。
 
ステンドグラスのような美しい羽根を持つこの蝶。
移動する蝶として有名ですが、
北海道から台湾まで移動する個体もあるそうです。
 
民泊修学旅行の生徒たちを案内しました。
近寄っても逃げない蝶に大はしゃぎ。
頭に止まられて固まっていました。
ハッハッハ!!
 
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マーキングされた蝶をみつけました。
たぶんここでマーキングしたものでしょう。
まだ移動していません。
移動先で確認をされると「アサギマダラネット」に情報が届き、
移動範囲や時期などの生態解明に役立てられます。
次はどこに行くのかな?
 
ところで蝶を数える単位は1頭 2頭というように頭数で表します。
動物じゃあるまいし、
不思議ですね。
大分県立図書館に解説が載っていました。
どうやら誤って伝わった説があるそうです。
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http://library.pref.oita.jp/kento/reference/case/general/a_025.html
 なぜ蝶を「頭」で数えるのかについては、諸説あり、定説はないようです。
『数え方の辞典』によりますと、
 英語で牛など家畜を数える際に“head”で数えていた
  ↓
動物園でも使われ始めた
  ↓
動物園で飼育されている全ての生きものに対し“head”が用いられるようになった
  ↓
そのうち昆虫学者たちが論文などで蝶の個体を“head”で数えるようになった
  ↓
日本語に直訳(誤訳)したのが定着した
 という説が有力だとあります。
『地獄蝶・極楽蝶』の「蝶の数え方の不思議」では、昆虫学の祖がそう言った、海外の文献を訳し間違えたなどの説が載っています。
実際の使用という面では「匹」も「頭」もどちらも使われており、『岩波日本語使い方考え方辞典』では、蝶は「匹」で数えると載っています。『ことば百科 絵で見るモノの数え方辞典』に
 は一般用語では「匹」、学術用語では「頭」とあります。『新明解国語辞典』では、数え方として「一羽・一匹・一頭」で載っています。
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でも、羽根に落書きをされるのは蝶にとってはチョー迷惑でしょうね。
 
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