鯛の里日記

周防大島町沖家室島の民泊体験施設・居酒屋の日常と、宮本民俗学の学びを書きます。

お金を使わないしくみで暮らす オカネイラズ周防大島

TPP大筋合意って、ようわからんですね。公約は無視するし、5品目は守られたと総理はいいますが、ホンマかいな。国会決議に違反していると言われないための方便ではないですかね。
自分のことは自分で守るという基本に立ち返って、仲間で支えあって行くことが大事ですね。
 
生産物は地元のものを買う。生活用品も地元のお店で買う。余るものは分けあう物々交換。とにかく金を地元で回すことです。できるだけ金を外に出さない。外へ売って利益を出して行く。そうすると、徐々にお金が増えていきます。柳井の全国チェーン店でばっかり買っていると、島の金は減っていくだけです。むしろ外貨を稼ぐ。手前で申し訳ないですが、地物の産物を日本全国送料無料で配送するシステムをもっています。他の業者も、さまざまな工夫を凝らして出身者や周防大島ファンへ地元産品を届けています。Amazonには負けない!!
 
余るものは与えよとは仏の道にも通じます。まわりでも実践が始まっています。このFacebookでもオカネイラ周防大島が始動しています。約100人が登録されています。不要なもの、欲しいものを情報交換して融通しあうシステムです。もっともっと増えるでしょう。
分け合えば余る 奪い合えば足りぬという仏の教え。足るを知り、身の丈にあった暮らしは、まさに周防大島らしいではないですか。
そして次の提言も参考になります。県立大学の安渓先生夫妻が祝島の氏本さんにインタビューしたビデオです。「お金を使わないしくみで暮らす」