鯛の里日記

周防大島町沖家室島の民泊体験施設・居酒屋の日常と、宮本民俗学の学びを書きます。

鯛の切り落とし

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鯛の切れっぱしの刺身です。
魚をおろすと必ず出ます。
例えば、尻尾に近いところは固いです。
腹身の端もかたいです。

三枚におろしたときに、
最初に包丁をいれるところは身が整っていないからハネます。
これらの切れっ端をキリオトシとかキレコと呼びます。
決して上等な部位ではありません。
だから賄いにするときは、
繊維質でかたいところを切るように細く切って食べます。
それなりに結構いけます。

残れば迷わず漬けです。
醤油と味醂と擦りゴマに浸けて一晩冷蔵庫で寝かせます。
翌朝の熱々のご飯にのせて、
あるいは茶漬けに、
まさに美味でございま~す。

上等なところのお刺身はお客様に、
そしてキレコは裏方の密かな楽しみなのでございます。
ハーッハッハ!!
やな男~~(*^ー^)ノ♪