鯛の里日記

周防大島町沖家室島の民泊体験施設・居酒屋の日常と、宮本民俗学の学びを書きます。

深夜の幽霊騒動

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身の毛もよだつとはこのこと。
ゆうべ夜の11時ころのこと。
玄関をトントンと叩く音。
そとは土砂降りの雨。
え…また父? 
玄関をみると違う。
透けて見える白い物体はまぎれもなく女性。
そしてまたトントンと叩く。
カチャっとロックを外してそーと明けるとずぶ濡れの女性が立っていた。でたーーッ!! 

「すみません、風呂からあがって鍵がかかって入れなくて…」。

あれれ? 
ウチの宿泊のお客さんだ。
どうやら一緒に入ったお客さんが先に出て無意識のウチに鍵をかけたようだ。
仕方ないので雨の降る中、
家の周りをぐるーっと回って玄関に来たようだ。
ところが玄関も鍵がかかっていた。

小庵は一旦裏戸を開けて風呂のドアを開けて入る。
出るときも風呂のドアを開けて、
裏戸を開けて家に入る。
だから裏戸に鍵をかけると家に入られなくなってしまう。

にしても、
雨の降る中、
白い影がぼーっと戸を叩くなんて怪談そのもの。
あー、タマゲタ。