鯛の里日記

周防大島町沖家室島の民泊体験施設・居酒屋の日常と、宮本民俗学の学びを書きます。

田舎で暮らすということ

帳簿をつけていたら、昨年一年間のガソリン代が18万円也。ひと月に1万5千円という勘定。ほどんどが買い物です。これが周防大島最南端の現状です。都市部に遠い程かかるのです。なので効率よく暮らしの工夫がいるのです。そのためAmazonプライムの無料配達とか週一配達のコープはありがたい存在です。そして、映画を観るとかのレジャーも買い物も用事も全部一回で済ませる。

都会はいいなあとグチってもしょうがないのです。なので文明の利器は田舎にこそ発達をさせてもらいたい。都会にばかり利便性を高めて田舎は遅れる。そしたらそれが重しになって、切り捨てる訳にもいかず、全体がどんどん前に進めなくなるんです。

金があるとこはほっとけばいいんです。自分でなんとかなるから。金のない地方こそテコ入れをして全体の底上げをしていく。これが大事なんです。都会のエネルギーは地方から吸い上げたもの。田舎をバカにするんじゃねーどー。

もうずいぶんと前になりますが、こんなことがありました。

沖家室ではソフトバンクのネットがつながりにくかった。新井さんが鯛の里に来て、ソフトバンクWi-Fiを使っていて、繋がりにくいとこぼしていて、僕のauWi-Fiをよく使っていました。auの前身はセルラー。国際電々なので海上無線が強いのです。そこで、twitterで社長の孫さんに、アカウント名の「マサソンさん、僕の地区ではソフトバンクがつながりにくいのでなんとかしてもらえませんか?」と言ったら、「可及的速やかに対応します」と返事。それからしばらくして、ホントに近くにアンテナが建った。ドッヒャー‪\(ᯅ̈ )/‬。

あゝ、こんな経営者もいるんだと感心しました。そうです。グチってばかりないで言ってみるもんですよ。

----------------------------------

鯛の里・松本昭司への連絡は

 ↓こちらへ!(^^)!

 shouji@d3.dion.ne.jp