2020年2月12日に行われた国際経済・外交に関する調査会で、参考人として招かれた三人の発言がノーカットで公開されています。聴きごたえのある提言です。
トップバッターはさかなクンです。味わいのある提言です。中高生に聞かせたいです。
二番手は海洋ジャーナリストの片野歩さん。僕はこの方の著書も読んでいます。漁獲割当制度をもっていない日本の深刻な漁獲の現状ついて厳しい指摘をしています。
三番手が小松正行さん。この方は国際捕鯨委員会IWC総会の日本政府代表をつとめ、「宮本常一とクジラ」の著書もある、周防大島にとてもご縁のあるかたです。周防大島郷土大学の講師をつとめました。
個人的にも親交があり、周防大島へはいつも鯛の里にお泊まり下さいます。
小松さんは、今回は捕鯨にしぼって述べています。日本が国際捕鯨取締条約から脱退したため南氷洋などの捕獲ができなくなり、科学的な生態系調査ができなくなった。大局的視点にかけており、商業捕鯨の名をほしさの補助金捕鯨だと、厳しい意見を述べています。国際社会に復帰すべきだと締めくくりました。歯に衣着せぬ小松さんにはいつもハラハラさせられます。
座長が最後のあいさつで「きょうは耳の痛いお話でした」と締めくくったのが印象的でした。
ネット上ではさかなクンのトレードマークのハコフグ帽子とかコミカルな挙動や、「ありがとうギョざいます」「脂のない魚はギョま油で揚げる」「ギョ一緒に頑張りましょう」など、ご→ギョに変換したさかなクン節が出るなど、また、そうした言動に後ろの女性職員が笑いをこらえるところなどが話題をさらっています。※後ろの女性は国会職員でしょうね。
さかなクンの話はもちろん良かったですが、漁業問題や環境問題などの核心に迫った片野さん、小松さんの話もぜひご覧になってほしいと思います。
こういう映像がネットでみられるようになって、ほんとにいい時代になったとワタシャ思います。
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