ニシの煮貝
島から広島へ就職したとき、母がよく送ってくれた。ニシ・サザエ・瀬戸貝・アワビとかをグッチャ煮したのをネスカフェの瓶に詰め込んで。
でも、同寮にほとんど食われた。ホントはクソと思ったけど「おいしい」って言われると「あゝ、ワシなら島に帰ったらなんぼでも食えるけえ食べんさいや」とすすめた。
あゝ、懐かしや!(^^)!。
ところでこの巻貝の名を総称して我が地ではニシという。ところが対岸の地区はニナといったりニイナといったり、ニナイというところもある。我が地が総称ニシといいながらも個々の名がつく。イボニシは苦いからタバコニシ。とんがった細長い奴はヌルっとするからヌルニシといったり。
さて、写真のこの尻が高いヤツを僕らは総称してシッタカと呼ぶ。宇部からきたお客さんはタカジリだーと言った。
これをFacebookに載せたら、シッタカはこっちだとツッコミが入った。確かにこの尖ってヘソのあるタイプもいる。しかもこっちのシッタカの方が美味い。ボウズコンニャクさんのサイトをみると、本来のシッタカはこっちで僕の載せたヤツはクボニシというようだ。
さあ、この巻貝は地方によってさまざまな呼び方がある。愛知県あたりはイイッコというそうだ。イイッコ!(^^;)? 皆さんのところは何と呼ぶだろう。
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