鯛の里日記

周防大島町沖家室島の民泊体験施設・居酒屋の日常と、宮本民俗学の学びを書きます。

化学調味料の苦い思い出

味の素をダシにしたので、ついでにもうひとつ。

小学生の頃だった。お盆か正月に親戚がお土産をくれた。綺麗な包を開けると、薔薇の花をかたどった小さなお菓子だと思った。角砂糖だろうか。口に入れた。えっ、なにこれ甘くない。ヘンな味がする。数秒で吐き出した。その後の気分の悪いこと。目と目の間がモヤモヤして吐き気がする。それは半日も続いたのだった。そう、僕が口に入れたのは味の素と同じような化学調味料だった。化学調味料をお菓子みたいにするかよ。

Wikiによると「1960年代に中華料理を食べた少数のアメリカ人が食後に炎症を覚え、眠気、顔面の紅潮、掻痒感、頭痛、体の痺れそして軽度の背中の無感覚などの症状が見られた。これらの症状の大部分は悪化することはなく、しばらくすると消失するというものである。この症状は間もなく「中華料理店症候群」という呼び名がつけられた」

僕が気分悪くなったのは、この中華料理店症候群だったのだ。味の素を直接ペロッと舐めてもこの症状を起こすから、子どもには注意が必要だ。

味の素に限らず、砂糖だって塩だって摂りすぎは良くない。今や市販の調味料は欠かせない。出来れば自家製に越したことはない。だけど味噌も醤油もそう簡単に作れるものではない。味の素であれ、ハイミーであれ、シマヤのイリコ出汁であれ、安全性は認められている。ようは何事もほどほどだろう。魔法も使いようだ。

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