鯛の里日記

周防大島町沖家室島の民泊体験施設・居酒屋の日常と、宮本民俗学の学びを書きます。

2021年 新年明けましておめでとうございます

皆さん、明けましておめでとうございます。
今年の最初の酒は「雁木」。このお酒は年に4回だけ販売される中の第一回配布の限定酒。八百新酒造の若き杜氏 榊田康之さんが仕込んだ酒です。
酒造りの現場も女性や若者が活躍し始めています。新しい風が吹き始めています。
昨年暮れにジュリーこと沢田研二さんのヒット曲が流れていました。「カブランカダンディー」の唄の中にこんな歌詞がありました。
ボギー ボギー
あんたの時代はよかった
男がピカピカの キザでいられた
この「あんたの時代はよかった」が「あんたの時代は終わった」にきこえました。(ง `▽´)╯ハッハッハ!!
これからは若者の時代です。僕がUターンをしたのは30歳の時。それから起業して35年が経ちます。当初は若いもんが帰ってきて、都会じゃ役にたたんかったじゃろと陰口を叩かれた時代です。
今や若者の移住は歓迎される時代になりました。ターン起業のさきがけのような存在が今や太古の昔から住み着いていたかように、忘れられた存在になりました。いや、それで良いのです。その前の時代も戦争があったり、災害があったりしながら人は故郷や田舎を頼りにしてきたのです。我々も、新しく移住してきた人もその延長にあるんだということを忘れないでください。
コロナで世の中は一変しました。最先端であるはずの大都会が、こんなにももろいものだったんだということを露呈しました。
世の中に忘れられたようなこの田舎が、実は案外どっこい生きているのです。忘れられ、取り残されようとしているのは都会の方なのかもしれない。
先人たちが作り上げてきた知恵を土台に、新しい発想で 新しい素材で創造する。周防大島はその前衛であれと思っています。
個人的には今年の目標は、老後に備えてまずは1000万円を貯めたいと思っています。稼ぎます。若者には負けません。
今年もよろしくお願いします。

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