鯛の里日記

周防大島町沖家室島の民泊体験施設・居酒屋の日常と、宮本民俗学の学びを書きます。

巨大なイカナゴの正体

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ずいぶん前になるが、なじみの魚屋で見慣れない魚がいた。サンマとも違うし、これなに? って聞くと、イカナゴだという。30センチ近くある。な~に~? 普通に見るイカナゴって10センチくらいじゃがね。北海道産だという。

調べてみると、北海道だけに生息するキタイカナゴなんだそうだ。でも小さい方が値段が高く、大きくなるほど安くなるという。しかも刺身でも食べられるんだそうだけど、あまりたくさん食べるとお腹を壊すから要注意だと。なにそれ。

瀬戸内海のイカナゴは小さなエリアで回遊するので、夏になれば砂に潜って夏眠し水温が下がれば回遊し始めるそうだ。だから今は夏眠の真っ最中。僕が小学生のころは潮が引くと裸足で入ったら足裏がゴニョゴニョ動いた。イカナゴってわかってたから驚きもしないけど、面白かった。今も天然の浜があったら、裸足で歩くと案外いるかもね。

www.hro.or.jp


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