鯛の里日記

周防大島町沖家室島の民泊体験施設・居酒屋の日常と、宮本民俗学の学びを書きます。

きょうは仲秋の名月 満月は8年ぶり

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十五夜のお月さんを満月。旧暦8月15日は仲秋の名月と呼ばれていて、その日がきょうの9月21日に当たります。とはいえ、月が地球を回るの実際の時間は、暦の上とは微妙なズレがあります。だから月齢の15日が必ずしも満月とはなりません。それがピタっと重なるのは8年ぶりなんだそうですよ。

お天気も雲は出そうですがなんとかなりそうですかね。

でも日本人て十五夜が観られなくても、いろんな月の形に名前を付けて楽しむことを考えました。

月が夜空に現れるのは一日に50分ほどズレて行きます。1日ごとに満月から徐々に欠けて行きます。その変化を楽しむことを考えました。

16日目は月が出てくるのをいざよう(ためらっている)ようだとして、「十六夜」と書いていざよいの月。

17日目はさらに遅いため、まだかまだかと立って待つ「立待月」

18日目は、待ちくたびれて座ってしまうので「居待月」

19日目は、もう床に入って待つから「寝待月」

20日目は、夜も更ける頃なので「更待月」

そして、26日目には夜明け(有明)の空に昇るから「有明月」

天気が良くなくてお月さんがきれいに見られなくても、いろんな月を楽しみましょうね。

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