鯛の里日記

周防大島町沖家室島の民泊体験施設・居酒屋の日常と、宮本民俗学の学びを書きます。

高石ともやさんと村崎しゅうじさんのサイン

このサインは2005年(平成17年)のもの。周防大島の(どこだっけ?)、高石ともやさんと猿舞座の村崎修二さんとのジョイントライブが行われ、その翌日に泊清寺で一緒にお食事をしたときに書いてもらったもの。

恐縮だけど、ちょっと解説しますね。このサインは高石ともやさんと、猿舞座の村崎しゅうじさんの筆が入り混じっています。

(一行目)※これは村崎さんの字

槿(むくげ)の花の凛と咲く 夏の日

(上の段 二行目~四行目)※これは高石さんの字

命を削って

過ぎし日を語れ

さすらいの旅の涯

蒼空の記憶をたどる

槿の花の 美しい夏の日

(下の段に続く)

唄いながら

 きみとゆく

このみちを

   ゆく

高石ともや

(終わりから三行目から)※村崎さんの字

槿の花の美しい 夏の日

安登夢と 村崎しゅうじ

平成十七年九月十日 沖家室

キーポイントは「槿(むくげ)の花」

村崎さんのオリジナルの歌「槿の花」は、歌詞を全部覚えていないけど、故郷と母を思う愛情に満ちた歌。高石さんはきっとこの歌がとても好きだったのでしょう。

その高石さんの言葉に、村崎さんが返したもの。車には一緒に旅する愛猿の安登夢(あとむ)がいました。

高石さんがさらっと描いたイラストが素晴らしいですね。おふたりとも、字が絵のようです。きわめつつ歩む人柄がにじみ出ています。

僕もサインを練習しようかね。エッ、むり? 修行が足らんか。(;゚;ж;゚;)ブッ

ーーー

松本昭司への連絡は

shouji108jp@gmail.com