
沖家室島同郷の友人 藤本茂文くんが亡くなった。春から患っていたそうだ。昨日6日、広島県五日市市の葬祭施設で葬儀が営まれた。
穏やかな顔だった。
友人や仕事関係のたくさんの関係者が見送った。
会葬御礼をする喪主の奥さんのメモを持つ手が大きく揺れ、でもしっかりとした文脈は夫への愛情が深く刻まれていた。不謹慎ないい方だけど、みごとな挨拶だった。
僕とは4歳の年下だけど、幼いころからよく遊んだ。広島へ出るたびに酒の席を共にした数は、同郷者では僕が一番多いだろう。
通夜ともに導師は、故郷の泊清寺新山住職が勤められた。
穏やかに 眠る君へと 会いに来た 風の匂いも あの日のままで 合掌