あっちゅうまに選挙が終わりましたねー。よもや高市政権圧勝。そこで「平家物語」がヒョイと浮かびました。
「平家物語」
祇園精舎の鐘の声
沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理をあらはす
おごれる人も久しからず
ただ春の夜の夢のごとし
たけき者も遂にはほろびぬ
ひとへに風の前の塵に同じ
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これは『平家物語』の冒頭部分である。これを周防大島弁に訳すると、
この世にゃのんた、ずっと栄え続けるもんなんか、ひとつもありゃあせんのじゃが。力を持って、うまいことゆうて天狗になっちょる人間も、長うは続かんのんじゃ。栄華ちゅうもんは、きれいじゃが、ほいじゃが春の夜の夢みたいに、あっちゅう間に消えてのうなるもんじゃ。どがーに強えもんでも、しまいには滅びてしまう。人の力なんちゃのう、風の前の塵みたいなもんじゃけぇの。
平家滅亡は、下関の壇ノ浦の合戦であった。平家の大将・平知盛は、周防大島の外入地区にあった山城から出陣し、迎え撃つは源義経。栄華を誇った平家の時代は、およそ20年で消滅した。
琵琶法師による『平家物語』を、しみじみと聞いてみた。「栄える者も必ず滅びる」という無常観を、一気に語りきっている。
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