鯛の里日記

周防大島町沖家室島の民泊体験施設・居酒屋の日常と、宮本民俗学の学びを書きます。

私の青年時代ー宮本常一寄稿

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昭和55年(1980年)に発行された「青年心理」に宮本常一
「私の青年時代」と題して寄稿している。

大阪の師範学校時代、
自分を朴念仁に例え、
融通の利かない青年だったこと、
友人に春画をみせられて喧嘩になったことや、
有島武朗の著作を読んで友人と恋愛論をたたかわせたことなどが書かれている。

昭和55年というと宮本常一が亡くなる1年前、
73歳ということになる。
若かりし頃を懐かしく振り返る姿が行間からみえてくる。