本はだいたい複数の本を並行して読みます。
面白くない本は自然と脱落していきます。
今は宮台真司「恋愛学」、
佐野眞一「唐牛伝」と他は旅グルメもの。
期待して読み始めた恋愛学。
宮台論がしょっぱなから猛スピードで乗せられてしんどい。
ついつい後回し。
佐野さんの本はさすがに読ませる。
労働問題に関わる仕事をしてきたので、
ストーリーは僕の心に自然に入ってくる。
ふと宮台さんの本を手に取ってぱらぱらめくると
中盤から「ナンパ」の達人たちとの対論形式。
面白い。
現代の若者の恋愛感を読み解いていく、
社会学者の目が面白い。
こういうのも複数並行読書の面白さでもある。
とくにフリーライターの紀行分は面白い。
逆に面白くないのがヨイショ満載の官製本。