鯛の里日記

周防大島町沖家室島の民泊体験施設・居酒屋の日常と、宮本民俗学の学びを書きます。

わらわの読書

本はだいたい複数の本を並行して読みます。
面白くない本は自然と脱落していきます。
今は宮台真司「恋愛学」、
佐野眞一「唐牛伝」と他は旅グルメもの。
期待して読み始めた恋愛学。
宮台論がしょっぱなから猛スピードで乗せられてしんどい。
ついつい後回し。
佐野さんの本はさすがに読ませる。
労働問題に関わる仕事をしてきたので、
安保闘争から全共闘をリードした
全学連の委員長唐牛司(かろうじ)健太郎の行動を中心に進んでいく
ストーリーは僕の心に自然に入ってくる。

ふと宮台さんの本を手に取ってぱらぱらめくると
中盤から「ナンパ」の達人たちとの対論形式。
面白い。
現代の若者の恋愛感を読み解いていく、
社会学者の目が面白い。
こういうのも複数並行読書の面白さでもある。

旅ものも好き。
とくにフリーライターの紀行分は面白い。
逆に面白くないのがヨイショ満載の官製本。
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