これは錫製(スズ)のチロリといいます。
ワラシの酒器コレクションのひとつです。
メーカーは錫半。
1714年の創業し、
1996年に閉店した老舗の品です。
他にも何点か未使用のセットがあります。
錫のイオンが水を美味しくする作用があるそうです。
だから、昔は新しい井戸には錫の塊を投げ込んでいたとも言われています。
熱伝導が良くて早く燗がつきます。
ちろり(銚釐)は酒器の総称ですが、
錫 銅 焼き物などさまざま。
チロリってナニ!(^^)?
と思う人もカップ型の燗つけ器をみれば、
ウチの戸棚にもあるって人は多いのかもしれません。
タンポともいいます。
でも多くはアルミ製かもしれません。
沖家室でも錫製は、
僕はみたことがありません。
古い酒器と言えば錫器(えっき)。
そもそも中国から伝わったと言われています。
錫のチロリ発祥の地大阪で有名な錫半はすでに廃業し、
現在は大阪錫器というメーカーが有名です。
もはや工芸品です。
http://www.osakasuzuki.co.jp/
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