鯛の里日記

周防大島町沖家室島の民泊体験施設・居酒屋の日常と、宮本民俗学の学びを書きます。

神亀酒造「神亀」

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神亀酒造の神亀
今でこそ純米酒は珍しくはなくなりましたが、
戦後のしばらくは醸造用アルコールを添加したお酒でした。
そのため、悪酔いしやすかったですね。

1987年、今から約30年前、
戦後最初に全量純米酒にかえたのがこの埼玉県の神亀酒造。
それは税務署との闘いだったといいます。
戦前はもちろんすべて純米酒でした。
でも、戦争による米不足が原因で、
国策として醸造用アルコールを添加したお酒になったそうです。

神亀酒造にはたくさんの純米酒のラインナップ。
その中で、燗を楽しみたいと思い、
あえて辛口のスタンダードな酒を選びました。

硬い岩盤を切り開いて純米酒を世に出した神亀。そ
のストーリーを噛みしめながら舐めずってみたいと思います。
<メーカーサイトから>
山田錦を60%まで精米して仕込んだその味わいは、
蔵元が目指している「口にしたときやわらかく、
最後にすうっと切れがよく」といった言葉がピッタリとあってはまる。
熟成された濃醇な旨味とボリューム感が、
口の中でふわっと溶けてなくなるような感じ。
濃醇な酒だが、
切れ味が鋭いためくどさは感じない。
濃い目の味付けの料理と相性が良い。
熱燗◎ ぬる燗◎ 常温○ 冷や△
アルコール分15〜16度未満
精米歩合60%
日本酒度+5〜+6
酸度1.7 辛口
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