鯛の里日記

周防大島町沖家室島の民泊体験施設・居酒屋の日常と、宮本民俗学の学びを書きます。

姥捨て山はごめんだけど


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父の要介護認定が2から1に下がった。
下がったことは症状が少し軽くなったってことなんでしょうけど、
受けられる介護サービスがちょっと減るそうだ。
例えば紙おむつの補助がなくなるとか。
まだ使ってはいないけど、
尿とりパットとかも紙おむつの対象になるのかな? 

デイサービスに通い出してちょっと明るくなった。
相変わらずさっきのことは覚えていないけど。
「きょうはデイサービスの日」と伝えると、
「あ~~、どがいしようかのう…」と渋るときがあるけど、
「きょうはカラオケの日」と言うとホイホイ出かけて行く。
毎回そうやって送りだす。

たったこのあいだ子どもたちを保育園に送りだしていたような気がするけど、
今はその子たちが子ども(孫)を送りだし、
今度は自分が親を送りだすことになろうとは。
もう20年もすると今度は自分が送りだされることになっているかも。ただし、今の介護サービスが維持出来て入れ歯のことだけど。

時代は遡り、
姥捨て山の復活なんてことになんなきゃいいけど。
しかし、山に入って老人たちで自給自足もいいかもね。
周りには妖怪のような達者な者がいるから。
米をつくる、野菜をつくる、ひたすら竹を伐る、
おいちゃんは釣る。
ハッハッハ!! 

それも悪くないね。