鯛の里日記

周防大島町沖家室島の民泊体験施設・居酒屋の日常と、宮本民俗学の学びを書きます。

こだわりの揚げ豆腐

旨いオデンのセットを求めて、有名どころの練り物を買い求めていたけどなんとも送料が値の半分を占める。 僕としては、メインは揚げ豆腐とコンニャク。練り物はそもそも市販を期待していない。友人の鮎ちゃんおすすめのヤマサは旨かったし、長崎清水(メーカ…

想いでのキムチ鍋

チゲ キムチ鍋(チゲ) 僕がまだ20代のころ、だから40年以上も前の話になる。1980年代の昭和でいうと55年ころで、ルービックキューブや漫才が流行ったころだった。ポカリが発売されたころと言った方がわかりやすいだろうか。 JR大竹駅から広島方面へ向かって…

3月5日は父 春久の命日

3月5日は父 春久の命日(2019.3.5)。来年は七回忌を迎えます。早いものです。 3月5日は父 春久の命日(2019.3.5)。来年は七回忌を迎えます。早いものです。 松本昭司への連絡はこちらへおねがいします shouji108jp@gmail.com

揺れなかった地震

きょうの午後3時24分に発生した地震速報があった。そのときF南放送(南海放送FM)を聞いていた。「地震速報です。大きな揺れがきます」、そんな放送だった。そのときにガサガサと音がした。「来るぞ」と身構えた。しかし揺れは来なかった。考えてみると、ス…

ジジイのクリぼっち

知り合いのオッサンと外でバッタリ会って 「松もっさん、クリスマスはどうへるんで」 「70手前のオッサンがクリスマスもなんもあるかいね。(ง `▽´)╯ハッハッハ!!」 そうは言いながらも、毎年ケーキだけは買うちょる。 そういえば、ひとりぼっちのクリスマスを「ク…

父と岩ガキの思い出

牡蠣殻の山をみていると、父を思い出した。 磯から岩ガキをいっぱい採ってきたものの、殻がいっそ開かん。蒸しても開かん。ならばもっと火を通すしてコジ開けたら、なんと親指ほどしかない。クソっと思い、シンクの横にブチ投げとったら父がやってきた。 「…

花火は望遠で撮らないで

花火ファンの僕は全国の有名な花火映像コレクションがある。やはり圧巻は長岡。好きなのは自宅の目の前であがる宮島花火。 最近はYouTubeの画質も4kが観られるなどで、DVDを買うことはなくなった。 宮島花火の圧巻はフィナーレのスターマイン。これは連続打…

我が家のウニ漁

【我が家のウニ漁】 国産のウニ資源が枯渇し、今はチリ産ウニが主流だという記事を読んだ。 我が家のウニ漁と出荷が本格的になったのは、僕が小学5・6年生のころだった。 父がイサリで伝馬船に高く積んだウニを持ち帰り、割る→振り洗い→身を繰り出す→ゴミを…

美保関 えびす様の総本宮

島根県の境港を通り過ぎると島根半島があり、その先端に美保関灯台があります。絶景ポイントで、僕はこの景色が好きで過去4回行きました。 途中、小さな漁港があります。美保関漁港。そのひなびたたたずまいは、漁港ファンにとってはたまりません。でも一度…

高市大臣VS栗山監督にみる上司の鑑

www3.nhk.or.jp 【高市大臣VS栗山監督にみる上司の鑑】 野球のことなんかナンノコッチャ、というくらいわからん僕でも村上選手のサヨナラヒットはコブシを振り上げた。2塁1塁の選手が走り抜け、二人目がホームベースを踏んだ瞬間球場はちゃぶ台をひっくり返…

周防大島の正式名は果たして屋代島なのか

国道から見た大多麻根神社(おおたまねじんじゃ)・周防大島最古の神社 【周防大島の異名・屋代島】 周防大島の正式名称は「屋代島」である、という表記をよく見かける。果たしてそうだろうか。いつも疑問に思っていることだ。国土地理院では確かに正式名称…

父の命日丸4年

この写真は2001年1月に共同通信の連載企画「どっこい生きていく―高齢化率日本一の町で」3回続きの(下) 生涯現役が誇りのお年寄り タイとミカン、美味伝える」に掲載されたもの。撮影は上野敏彦記者。 3月5日は父の命日。2019年に旅立って4年が経ちま…

簡単な箸置きづくり

割りばしの袋を使った箸置きはおしゃれだったり、中には芸術かよと思わせるなどいろいろあります。 箸置きがないときの、箸袋を使った簡単な箸置きの作り方。 袋を人差し指に巻き付けて、ワッかになった淵を内側に織り込むと画像のように箸置きになります。 …

春一番 吹く

2月19日は春一番が吹いたそうですよ 気象庁は19日、山口県を含む九州北部と四国で、「春一番」が吹いたと発表した。いずれも昨年は吹かず、2021年2月20日以来となった。気象庁によると、低気圧が発達しながら日本海を東寄りに進み、南風が吹いた。…

「福島菊次郎 あざなえる記憶」那須圭子著

福島菊次郎さんをして、「自分の立ち位置がわかる」と聞いたことがある。 もう20年以上も前、下関の写真館を訪ねた。挨拶をすると、こんな至近距離と思うほど前に立った。一歩前へ、これがプロのカメラマンなのかと思った。 「僕はね、不器用だから同じとこ…

周防大島郷土大学2022年度講座 畑中章宏先生

周防大島郷土大学2022年度講座 〈2022年の宮本常一〉全3回 第3回 宮本常一とSDGs 講師:畑中章宏 日時:2023年1月29日(日)14:00から 会場:東和総合センター大ホール(山口県大島郡周防大島町平野269-44) 受講料:1,000円(18歳以下は無料) 主催:NPO法人周防大島郷…

23.1.12中国新聞社説ー自衛艦座礁事故

23.1.12中国新聞社説ー自衛艦座礁事故

自衛艦 ペラを磯に引っ掛け航行不能に

【23.1.11 自衛艦ペラ破損航行不能事故】 友人の解析が明快だ。 千貝瀬でペラを破損し、沖家室沖で航行不能に陥り南へ漂流。 この交通の難所でよくも引っ掛けたもんです。千貝灯台は以前も突然と姿を消したことがあります。不明船が衝突して倒壊しました。今…

木漏れ日に視界が遮られて脱輪

今朝、外入(とのにゅう)へ向かうオレンジロードで脱輪をしてしまった。 下田の東和病院からオレンジロードに入り、外入方向へ下ったあたりで木漏れ日が斜め上から差し込み視界がゼロになった。スピードを緩めたが、左前後の両タイヤが溝へズルっと落ちてし…

2023年 謹賀新年

皆様 あけましておめでとうございます。昨年末は映画「ドクターコトー」を観ました。 期待を裏切らないストーリーだったと思います。 少々詰め込み過ぎの感は否めませんが、16年のブランクを考えれば仕方のないことでしょう。 なによりも、村長役の坂本長利…

周防大島のゲストハウス 奈々々萌に泊まった

nananomoe.eyado.net 12日(月)は、ゲストハウス奈々々萌さんでMy居酒屋かいて~んを開いた。寿司を差し入れすると、女将は美味しい手料理で迎えてくれた。 暖炉のある部屋で呑み食べしゃべる。ゲストハウス開設の苦労話を聴いた。二階の談話室でまた呑み食…

自撮り棒 いいですねえ

自撮り棒って、ほんとうにいいもんですね。それではサイナラ サイナラ…オイオイ。 今持っているビデオカメラよりもスマホのビデオの方がキレイなんで、自撮り棒を使っているんです。これにBluetooth 機能がついていて、ビデオを回しながらシャッターを切ることもでき…

杉乃井バイキングの教訓

【杉乃井ホテルでの気づき】前回は天ぷらやデザートコーナーがあったけど、ないのはやはりコロナや原材料の値上げのせいなのだろうかと。そして私と妻は帰り際にハッと気づいたのです。後ろの方にもまだコーナーがあったのです。シマッタ‼宮本常一の著作「家…

杉乃井ホテル 朝食バイキング

杉乃井ホテルのモーニングバイキング。その日は修学旅行生も入っていて、生徒たちはほぼ食べ終わったようでもごった返していた。 ご飯が用意されたレーンは列をなしていたが、どうもすすまない。どうやら先頭の80歳近い老人がもたついているようだ。ご飯にす…

マツイカの思い出

小学4年生のころだった。島周辺にイカが群れていた。 放課後、家に帰ると叔父の船に乗ってイカ釣りに出た。松の下(トンネルの沖)で入れ食いだった。釣り上げるとブシューっと潮を吹き、叔父の顔を襲った。ヘソが千切れるほど笑った。 そのイカをマツイカと…

常栄寺 雪舟庭園

pic.twitter.com/UIiFbIVAaB — 鯛の里/松本昭司 (@taitanuki) 2022年10月20日 山口市内の用事が終わり、雪舟庭園へ行きました。 いやー、行ってみる価値はありますね。 地元のオジサンやおばさんのボランティアかな? 掃除をしたり草を刈ったりしながら、目…

地元ロケ 「凪の島」

買い物がてらちょっと足を延ばして下松のMOVIX周南へ。 「凪の島」 いい映画だった。おすすめ。 月曜日なのに人の多いこと。夏休みも終わりということもあるのだろう、子ども連れが多かった。お目当てはアニメ。 「凪の島」は、館内一番大きな劇場。入るとほ…

船と船の間を巨大魚がジャンプした

warnerbros.co.jp たまたま目にとまった映画がおもしろそうなので、つい見入ってしまった映画「メグ ザ モンスター」。途中で過去に観た映画に気付いたが最後まで観てしまった!(^^;)!。 巨大サメとダイバーが格闘する、いわば何の教訓もないパニック映画だけ…

怪奇十三夜

僕は怪談が大好きで、特に夏になると観たくなる。 小学生のころだったか、お盆前にシリーズで「怪奇十三夜」が放送された。これを観るために、昼寝をしていたくらいだ。すべてが時代劇で、いわゆるヒュ~ドンドン ウ~ラメシヤ~~の世界。顔はただれて髪はうなだれ…

福田晴子著「宮本常一の旅学ー観文研の旅人たち」

福田晴子さんの著書「宮本常一の旅学―観文研の旅人たち」 やあ、嬉しいです。福田さんが周防大島へ最初に訪れたのは2014年10月4日、周防大島郷土大学で福本卓雄さんが講義をしたその日だった。あれから8年、当時から温めていた構想がようやく結実した。 1966…