鯛の里日記

周防大島町沖家室島の民泊体験施設・居酒屋の日常と、宮本民俗学の学びを書きます。

2022-01-01から1年間の記事一覧

周防大島のゲストハウス 奈々々萌に泊まった

nananomoe.eyado.net 12日(月)は、ゲストハウス奈々々萌さんでMy居酒屋かいて~んを開いた。寿司を差し入れすると、女将は美味しい手料理で迎えてくれた。 暖炉のある部屋で呑み食べしゃべる。ゲストハウス開設の苦労話を聴いた。二階の談話室でまた呑み食…

自撮り棒 いいですねえ

自撮り棒って、ほんとうにいいもんですね。それではサイナラ サイナラ…オイオイ。 今持っているビデオカメラよりもスマホのビデオの方がキレイなんで、自撮り棒を使っているんです。これにBluetooth 機能がついていて、ビデオを回しながらシャッターを切ることもでき…

杉乃井バイキングの教訓

【杉乃井ホテルでの気づき】前回は天ぷらやデザートコーナーがあったけど、ないのはやはりコロナや原材料の値上げのせいなのだろうかと。そして私と妻は帰り際にハッと気づいたのです。後ろの方にもまだコーナーがあったのです。シマッタ‼宮本常一の著作「家…

杉乃井ホテル 朝食バイキング

杉乃井ホテルのモーニングバイキング。その日は修学旅行生も入っていて、生徒たちはほぼ食べ終わったようでもごった返していた。 ご飯が用意されたレーンは列をなしていたが、どうもすすまない。どうやら先頭の80歳近い老人がもたついているようだ。ご飯にす…

マツイカの思い出

小学4年生のころだった。島周辺にイカが群れていた。 放課後、家に帰ると叔父の船に乗ってイカ釣りに出た。松の下(トンネルの沖)で入れ食いだった。釣り上げるとブシューっと潮を吹き、叔父の顔を襲った。ヘソが千切れるほど笑った。 そのイカをマツイカと…

常栄寺 雪舟庭園

pic.twitter.com/UIiFbIVAaB — 鯛の里/松本昭司 (@taitanuki) 2022年10月20日 山口市内の用事が終わり、雪舟庭園へ行きました。 いやー、行ってみる価値はありますね。 地元のオジサンやおばさんのボランティアかな? 掃除をしたり草を刈ったりしながら、目…

地元ロケ 「凪の島」

買い物がてらちょっと足を延ばして下松のMOVIX周南へ。 「凪の島」 いい映画だった。おすすめ。 月曜日なのに人の多いこと。夏休みも終わりということもあるのだろう、子ども連れが多かった。お目当てはアニメ。 「凪の島」は、館内一番大きな劇場。入るとほ…

船と船の間を巨大魚がジャンプした

warnerbros.co.jp たまたま目にとまった映画がおもしろそうなので、つい見入ってしまった映画「メグ ザ モンスター」。途中で過去に観た映画に気付いたが最後まで観てしまった!(^^;)!。 巨大サメとダイバーが格闘する、いわば何の教訓もないパニック映画だけ…

怪奇十三夜

僕は怪談が大好きで、特に夏になると観たくなる。 小学生のころだったか、お盆前にシリーズで「怪奇十三夜」が放送された。これを観るために、昼寝をしていたくらいだ。すべてが時代劇で、いわゆるヒュ~ドンドン ウ~ラメシヤ~~の世界。顔はただれて髪はうなだれ…

福田晴子著「宮本常一の旅学ー観文研の旅人たち」

福田晴子さんの著書「宮本常一の旅学―観文研の旅人たち」 やあ、嬉しいです。福田さんが周防大島へ最初に訪れたのは2014年10月4日、周防大島郷土大学で福本卓雄さんが講義をしたその日だった。あれから8年、当時から温めていた構想がようやく結実した。 1966…

田舎あるある

【田舎あるある】 こう暑いと家の中ではパンツ一丁。ところが昼間はそうもいかない。 「松もっさ~ん、どがいで」 と、いきなり入って来る。昼間っから鍵を掛けようものなら裏口から現れる場合もある。玄関のカギをかけて風呂に入っていると、外から大声でお…

麻羅観音をたずねる

先日、仕事の用事で萩へ行った。その途中、俵山温泉近くに「麻羅観音」がある。県道281号線沿いにあり、山深いところにあるのかと思ったが意外に道路のすぐ傍だった。 境内に屹立する男のシンボル。少々ドン引きをした。その名も「麻羅観音」。だけど子授け…

畑中章宏著「廃仏毀釈 寺院・仏像破壊の真実」

6月18日に開催した郷土大学講義の畑中章宏先生が書かれた「廃仏毀釈 寺院・仏像破壊の真実」。サインをいただきました。これから読みます。 以下は現在の僕の認識です。ジャーナリスト鵜飼秀徳著「仏教抹殺」がベースになっています。 「廃仏毀釈」とは、維…

池内紀著「すごいトシヨリBOOK」

ドイツ文学者 エッセイストの池内紀(おさむ)さん著書「すごいトシヨリBOOK」。 すでに読んでいたが、また読みたくなったので手にした。自分の老後の在り方を考えていたら、ふとこの本を思い出したのだ。 この本は池内先生が77歳のときに書かれたもの。 70…

周防大島郷土大学講義 民俗学者 畑中章宏先生

周防大島郷土大学2022年度講座(再開第90回) 2022年度全3回講義 第1回「宮本民俗学の原点『大阪』ー大阪が育んだ〈公共〉へのまなざし」 講師:畑中章宏 日時:2022年6月18日(土) 14:00から 会場:東和総合センター大ホール(山口県大島郡周防大島町平野) 受講…

春の子ネコあらわる

<子ネコ現わる> 隣のオジサンが前庭で刈込バサミの手をとめて、隅をジーっと見つめていた。 「どうしたんですか?」 「いやあ、さっき玄関を開けたら子猫がおって跡をついてくるんじゃ」 その目先には手のひらに収まるくらいの茶トラがいて、「ミュー」。 …

夏のお買い得

【お買い得コーナー】 現在の価格および送料についてのご案内です。 <現在の単品価格>税込み わかめ量り売り10gあたり162円 〃 35gパック590円 寒ひじき30gパック 360円 アオサノリ30gパック560円 上イリコ 100gあたり 270円 豆茶(はぶ茶)200g 378円 生…

伊能忠敬よりも前に日本地図をつくった人

【伊能忠敬よりも24年前に日本地図をつくった人 長久保赤水】 伊能忠敬をモチーフにした映画「大河への道」の感想をFacebookに投稿した。それをみた友人の@inoueさんが、東京新聞のコラム記事を送ってくださった。 なんと、伊能より24年も前に日本地図を完成…

映画「大河への道」良かった!(^^)!

いやー、いい映画だった。個人的にはベストに入る。 伊能忠敬が登場するわけではないが、忠敬亡き後に弟子たちが意思を継いで日本地図をしあげるというストーリー。 忠敬が残したという言葉。「ロシアの船にたびたび襲われ、多くの人が苦しむ。他国に犯され…

周防大島で3.5メートルのホホジロザメが捕獲される

たまげましたね。3.5メートルのホホジロザメを浮島の漁師さんが捕獲。中国新聞サイトで動画もアップされています。 ホホジロザメといえば、映画「ジョーズ」のモデルとなったのがホホジロザメ。 1992年に愛媛県でタイラギ貝の潜水漁が行われているときにサメ…

毎年5月17日はマムシ発見記念日

【2014年5月17日はマムシ発見記念日】 沖家室島にはいないといわれてきたマムシが発見された日です。以降、目撃情報はありません。一匹いたということは複数いると思った方が良いでしょう。そういう意味で毎年この日、警戒を怠らないようにシェアをしていき…

おかしな夢をみるもんだ

【夢のあとさき】 「僕はこのあと歩いて五条の千本桜の方を通って行きます」 「じゃあ僕は反対の伊崎の方を歩きます」 「ならば僕は地家室の峠越えをします」 「松本さんにお願いです。2時間くらいしたら車でまわって僕らをひろってくれませんか?」 僕はそ…

劇場版ラジエーションハウス

きのうのMOVIX周南は、平日にも関わらず客は割と多かった。コロナへの不安感もだいぶ薄らいだのだろう。 いい映画だった。窪田正孝と本田翼のツートップが主演だけど、ワタクシとして翼ファンはたまらん(。ӧლӧ。)プッ。 ロケ地は岡山県真鍋島。この沖家室島の約…

トウガラシの粉末にイノシシ忌避効果

先日中国新聞で、唐辛子を畑に撒いてやるとイノシシがこなくなるという記事。ネット版では、考案した人がYouTubeで配信していることを紹介しています。 ところで、スーパーなどで買うと結構な値段がします。業務スーパーでは大袋が結構安く売られていました…

チリ紙織りの女性

まだ20代の頃の出来事である。 泳いだとき、大量の水が耳に流れ込んだ。そのあと、頭がクラクラして頭痛が始まった。日ごとに耳の奥がずきずきしだし、水が出るようになった。間違いない、中耳炎だ。 隣町に名医がいると聞いたので、友人に運転してもらって…

映画「劇場版ラジエーションハウス」

興行収入上位に食い込んできた映画「劇場版ラジエーションハウス」。映画ドットコムの調べでは5位。 謎の感染症と戦う医師たちの奮闘を描く。舞台は離島。設定は伊豆諸島のある架空の島だけど、実際にロケが行われたのは岡山県の真鍋島。島の周囲は7.5㎞とい…

水出し豆茶

夏といえば麦茶が定番ですが、豆茶もいいですよ。煮出して冷やすと、ちょっと雑味といいますかクセがでますから水出しをおすすめです。ほのかな香りが楽しめます。ただし、一晩くらいでは時間が足りません。二晩くらいは置かないと色も香りもでません。1リッ…

~考察~/甘夏の食べ方

【~考察~/甘夏の食べ方】 久々に甘夏を食べたのは数年前だ。甘夏を栽培している山根こうじさんが、「絞って焼酎と炭酸で割ると美味しい」と実演して見せてくれた。焼酎はキンミヤにこだわる。甲類焼酎の世界ではトップクラスの品質。甲類の特徴は蒸留を繰…

佐野眞一著「唐牛伝」再読

1960年安保闘争から62年。僕は当時まだ4歳だった。だからその記憶はない。それから9年後の1969年、ベトナム戦争への反戦デモや第二次安保反対などを掲げた学生紛争が起きた。学生を中心とした全共闘会議(全共闘)が東大安田講堂を占拠し、下からは消防の放…

宮本常一著「民俗学の旅」から 垰①

【民俗学の旅から~垰①~】 宮本常一の代表作でもあり、自伝的エッセイ「民俗学の旅」。この中に、幼少のころ祖父に連れられて生家の長崎(道の駅付近の地区)から三蒲(みがま/大島大橋付近の地区)の地蔵参りに歩いて行ったことが書かれている。当時常一少…