丸亀製麺の支払いが全店でキャッシュレス可能となった。丸亀ヘビーユーザーとしてこれはありがたい。店内に入るとまずアルコール消毒をする。そして注文→受け取り→天ぷらなど→レジの流れになる。支払いは現金。せっかくアルコール消毒したのに、ここで金を触っては台無し。現金に付着した細菌数はウンチほどだと聞いたことがある。
この数か月、丸亀製麺は徐々にキャッシュレス化が進んできた。d払いをスタートに、ここにきてほとんどのスマホアプリとカードが可能となった。
個人的には、すべての支払いは100%キャッスレスに近い。主要なクレカはほどんどもっていて、スマホアプリもD払い・PayPay・auペイ・ゆうちょpay・LINEペイ・メルカリペイなどなど。ただ使うのは一社のみ。複数を使うとポイントが分散してしまう。このポイントがバカにならない。スマホ決済だとほとんどは0.5%。クレカだと1%。この差は大きい。年間の支払いが300万円とする。その差は0.5%だと15,000円、1%だと30,000円。我々商売人は仕入れや経費の額は相当な額。
2019年、消費税増税とともにキャッシュレスのポイント還元の導入でキャッシュレス化が大きく進んだ。とはいえ、諸外国と比べて大きく遅れているのが現状だそうだ。
各国のキャッシュレス決済比率: 韓国(96.4%)、中国(60%)、シンガポール(58.8%)、日本(19.8%) ※野村総合研究所「キャッシュレス化推進に向けた国内外の現状認識」より)。
トップはお隣の韓国。韓流ドラマをみてもわかる。お小遣いをカードで渡す場面をよくみる。96.4%というともう100%と言っていい。お年寄りも含めてやはりスゴイと思う。かたや日本はというと、レジでコインを一個ずつレジの皿に入れる光景は珍しくない。いっそお札を出しておつりをもらえばいいのに。ウチの父がそうだった。いつか、コインをバサッと台に置き、要るだけとれと。以来、支払いはさせないようにした。
トライアルはレジも無人化。お年寄りが自分でピッとバーコードを通す。やあ、たいしたもんだ。要は慣れか。
コロナ禍。キャッシュレス化は更に進むだろう。デメリットがない訳ではない。データが盗まれて、不正使用の心配もある。が、今はほとんどが保障付き。昨年は元旦早々カードを落としてしまった。すぐにカード会社に連絡をして使用不可とし、すぐに再発行をした。現金だと名前がないからまずは戻ってはこない。
さあ、これからどうなるのかな。日銀の役割は、造幣局は将来無用となるのか。資本主義の父と言われた渋沢栄一の紙幣がまもなく登場する。泉下の渋沢さんはどう思っているだろう。