鯛の里日記

周防大島町沖家室島の民泊体験施設・居酒屋の日常と、宮本民俗学の学びを書きます。

父の居ぬ間の片づけ

父が居ぬ間に片付け。この年になると足が弱くなり、ちょっとドスンと尻餅をついただけで圧迫骨折もしくは股関節骨折を起こす。土間から居間への上がり鼻に手すりを付けるなどを検討するも、とにかくその前にあふれた物を処分しないといけない。ケアマネさんの応援をうけて一念発起。すべてはできないので身の回りからするとして、僕は居間のテーブル、ケアマネさんは台所。

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居間の真ん中に畳一枚分のテーブル。釣具、郵便物、雑誌なんかが積まれ、食べるスペースは茶碗を3つ置けるくらいしかない。分別しながら片付けていくのだけど、漁協の書類などをみると紙類は20年前くらいからの物だろう。その間からゴキブリがウジャウジャ這い出してくる。黒いゴマ粒ようなものはゴキブリの糞、卵!(^^)? でざらざら。紙類にはさまるように釣針や釣糸、鉛のオモリ。糸付きの針などは金属とプラゴミに切り分ける。だから余計に手間がかかる。釣具はまだ使えそうなものを取り出したのが写真。この箱の横の缶にも入っている。針の多くは父手製のいわゆる「かむろ鈎」。

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なんとか分別もできてテーブルの上は片付いた。テーブルクロスも買ってこよう。これでもまだ一端。この周りも釣具やなんやかんやがごちゃ混ぜに積まれている。

台所を片付けているケアマネからはときたま「イヤー」と悲鳴が上がる。ゴキブリやフナムシが飛び出してくるからだ。長年積りに積もった空き瓶・缶・ペットボトルの他、使えない鍋類などスゴイ量。家の前はたちまちボロ市でもするかのようだ。
汗だくになりながら半日で作業を終了。他はこの次に。

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夕方父がデイサービスから帰ってきた。どんな反応だろう…、期待と不安があった。というのも過去、母がモノの位置を変えただけで怒りだしたことがある。怒るかあるいはきれいになって喜ぶか。

しかし、帰ってきた父の反応はふだんとまったく変わりなかったのである。ハッハッハ!(××)!