その日は家族連れの一行でした。
生まれて8か月の小さな乳児。
かわいい。
男の子のかな?
昼夜たがわす泣くけどたまにはいいもんだ。
さて、その家族が寝静まったあと、
居間でひとりグラスを傾けていたが、
いつの間にか寝てしまった。
気が付いたのは夜明け前だった。
トイレに行こうと戸を開けると驚いた。
2メートルくらい離れたところに人が立っているではないか。
うす暗い中にぼーっと浮かぶ洗い髪の女性。
ウワッ、出たッ(@_@;)。すると、
「アッ、すみません」と幽霊がしゃべった。
なんだ、どうやら母親が子どもを寝かしつける合間に風呂へ入ったようだ。
やあ、たまげた。