鯛の里日記

周防大島町沖家室島の民泊体験施設・居酒屋の日常と、宮本民俗学の学びを書きます。

周防大島に新種の海藻

周防大島に新種の海藻が発見されたと朝日新聞が伝えました。すごいねー。氷河期の生き残りという言うんだからビックリ。

大陸とは陸続きだったとは言われてきましたが、それは氷の道だったということですね。この沖家室の南岸からはナウマンゾウの化石が発見されているから、氷河期は大陸と陸続きでナウマンゾウが歩いてやってきたのでしょう。

新聞の写真、これは情島ですかね。船が写っていますが、周防大島本島と情島を結ぶ「せと丸」でしょうね。このせと丸、懐かしいです。

沖家室に橋が架かったのは1983年(昭和58年)3月18日。今から38年前。その前はこのせと丸が就航していました。架橋と同時に廃線となり、情島航路に移りました。もちろん当時の船ではありません。当時の船は沖家室の造船所で建造されました。何代もの進水式をこの目で見てきました。高校生のころまでせと丸に乗って通学しました。

お盆ともなると船は前も後ろもぎっしり。船の上に上った人も見ました。

周防大島は貴重な生物の宝庫です。沖家室周辺も国が指定する海域公園。最高レベルの保護区となっています。ニホンアワサンゴは世界一の群生地です。

せと丸が写った古い写真を拾ってみました。ありゃ、話題がせと丸になっちょる!(^^;)!。

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第六代 せと丸。側面に貼られているのは帆布で、窓はナイロン。夏は布を上に丸めてすべて開放されます。

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これはワタクシ松本さんが4年生のときだったかな。離任する先生を見送りです。この男の先生にはよう叩かれたいね。

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船長の西村貞勝さん

 

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