取材のお手伝いを少ししただけなのに、
わざわざお礼にと著書を謹呈くださった。
嬉しいな~~!(^^)!。
今から5年前(2011年)になるか、
山根耕治さんの従妹にあたるロズウェル在住の大野順子さんが帰省していて、
小黒さんとは友人の大野さんの案内で、
父・春久の手製ツリバリ「かむろ鈎」を取材をされた。
その時の記録も同書に収められている。
にしても、どっひゃ~、さすがは歌人。
文章に無駄がなくすっきりとした文体は圧巻であります。
しかも須佐之男命(すさのおみこと)から始まる物語は、
自ら足を運んだ奥出雲の踏鞴(たたら)に始まり、
海・山の神々、
そしてそれにつながる各地の伝承や風俗を、
短歌を挟んでいく壮大なストーリー。
読み進めると止まらない、
お勧めの一作です。
ながらみ書房 2,500円税別