初めての「もんじゃ焼き」

　もんじゃ焼を初めて食べた。香ばしさが効いてビールが進んだ。

　いただいた「月島もんじゃ焼きセット」。facebook上、もんじゃ焼きで盛り上がり、そこにも参加していた県内に住む我が鯛の里の馴染みのお客さんがお土産にと持ってきてくださった。出身は東京。

「東京へ帰ったときに買ってきたんです。本場のもんじゃ焼きは東京月島でどうぞ。今回はこのもんじゃ焼きセットを食べてください」

【お土産にもらったもんじゃ焼きセット】

　さっそくゆうべ食べさせてもらった。説明書にはホットプレートとあったがあいにく壊れていたのでフライパンをカセットコンロにかけて、まずは具を焼き、キャベツがしんなりとしたら土手をつくり、その中に、ウスターソースやだし汁が溶け込んだ調味液を流しいれる。少し固まりかけたら全体を混ぜ合わせて、さらに焼くこと2分。泡がじょじょにプクプクとなり、フライパンと接触するもんじゃの底が焦げてきた。

【フライパンでもんじゃ焼き】

　青のりをふりかけて、さあ食べよう。説明書をみると、ヘラでもんじゃを押しつけて、コゲがつくとすくって食べると。なるほど、ギュッと押し付けるのだが、フライパンのフチが手に触ってアチッ！！　具を向こう側に押しやり、手がフチに触れないように何回かすると慣れてきた。なるほどコゲが香ばしくて、いや苦みともいえるか、これはイケる。

　最初に書き忘れたが、具の中には餅を加えてある。コゲの旨さはこの餅の粘りが大事な役割をしているのかな？

　セットには乾燥のエビ、イカや明太子、青のりの他、粉や餅やダシなどがすべて入っている。買うのはキャベツだけ。もう一人分残っているので次は生のイカやエビなどを加えてみたい。

　暑い夏、フーフー言いながらも生ビでもんじゃ。どんなもんじゃ。