鯛の里日記

周防大島町沖家室島の民泊体験施設・居酒屋の日常と、宮本民俗学の学びを書きます。

鯖の麹(こうじ)漬け

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サバの麹漬。

同級生の奥さんは鳥取県の山深い町の出身。
いつだったか土産にもらって以来、
この旨さにハマったところよく持ってきてくれるようになった。
山から海への土産がサバというのも面白い。

この奥さんの話が面白い。
麹を取り除いて生で食べる、
これが鯖の「刺身」と本気で思っていたそうだ。
僕ももこれを生で食べたみたが、
やはり海育ちにはちょっと引いてしまった。
でも焼くとかなりいける。
麹はあえて洗い落とさない方がいい。
麹のコゲもまた旨い。
 
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沖家室は一本釣りの島として名をとどろかせたが、
だからゆえに魚を加工するといえば干す程度のものだった。
新鮮であるがゆえにその必要がなかったといえばそれまでだけど、
人の技というものは不便であるがゆえに進化を遂げることもまた示しているのかもしれない。
いろんな人がいろんな食べ物を運んでくれて勉強になる。

「歴史は訪ねる者にありて明かされる」。

広島の紅葉饅頭のCMが頭に浮かんだ。
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742-2922 山口県周防大島町沖家室島
有限会社 沖家室水産
民宿 鯛の里(コイの里ではありません。タイの里です。タ・イッ!! )
 0820-78-2163 松本昭司
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