鯛の里日記

周防大島町沖家室島の民泊体験施設・居酒屋の日常と、宮本民俗学の学びを書きます。

孫に会いに行く車窓から

きのう、誕生した孫に会いに行く途中の写真。
 
僕が大好きな田園風景の連なる伊陸(いかち)。
走りながらケータイで撮ったがちゃんと撮れていることにタマゲタ。
かつて「宮本常一」も電車の車窓から
まるで子どもが景色に見入るようにしてカメラを向けたという。
当時はオリンパスペンを愛用していたが、
映った写真はスピードについて行けずピンボケも多い。
はやり今のカメラはスゴイ。
特にケータイは撮り外れが少ない。
 
この伊陸は米どころ。
ここにはトラタン村というのがある。
この伊陸で活動する村おこしグループ。
この酒米山田錦で造られた日本酒がトラタン「五橋」
オイラも呑んだがベストに入る。
イメージ 1
 
このトラタン村の原点は大法螺吹き。
大法螺を吹いて、吹いて、吹きまくる。
大法螺を吹きながら、
いつの間にかそれを実現させてしまう人を「トラタン」と名付けた。
 
1.積極的に出来る方法を考えさせ
 2.おおらかに、のびのびした発想をさせ
 3.肯定的に工夫し
 4.物事の本質を理解させ
 5.自主的に
 
6.実行を考え計画的に進めていく人にさせる
さもなければ大嘘つきになってしまうと。
だから、「取らぬ狸の皮算用」で終わらないように、
狸をキャラクターにし、
この6項目を「トラタンの心」として大切にしているという。
引用はここから
http://www.gokyo-sake.co.jp/toratan/about.html
 
柳井付近の人は「しあわせギフト工房 まつもと」さんで買える。
店主の松本さんは県内の日本酒の超通。
同じ松本ですけど親戚ではありません。
http://www.gift871.com/
 
さて、この伊陸。
柳井市から玖珂インターへ向かう県道沿いにある。
ほとんどの人はイリクと読むだろう。
僕の住む沖家室島は陸をカチと普通に使う。
沖に航行するときに「カチ寄りを行け」などと言う。
イメージ 2
 
もう一つ伊陸と言えばアンマ。
僕が小さいころから
腰があるいは肩が痛いといえば「イカチ」へ行けと。
接骨医のことだ。
どうもそれが超能力を帯びているから面白い。
しかし、今は知らない。
 
もう一つ、
周防大島でもそういう話しは昔からある。
病気が治らなかったら家房へ行けと。
家房とは地区の名前で旧橘町にある。
早い話が祈祷。
僕が幼少のころひどい、
今で言うとアトピーで、
母に連れられて行ったことがある。
太鼓がどんどん鳴った記憶がある。
お札をいただて、
これを患部にあててさすると治ると。
札を開けると影のようなシミがあった。
僕の影だと。
でも良くなったかどうかは定かではない。
もしかして、
お札を開いたのがいけなかったのだろうか。
 
さて、車を走らせて広島市安佐地区に入るとみえてきたアストラムライン
イメージ 3
1994年に開催されたアジア大会のメイン会場となった
広島ビッグアーチへのアクセスとして作られた新交通システム
中国地方で始めて自動改札機が導入された。
たいへん失礼だけど、
僕の仲間うちではヌマデンと呼んでいた。
沼田地区を走る電車を略して沼電。
失礼しましたーm(_ _)m。
 
車を走らせながら写真を撮るのも楽しいもんだ。
 
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742-2922 山口県周防大島町沖家室島
有限会社 沖家室水産
民宿 鯛の里(コイの里ではありません。タイの里です。タ・イッ!! )
 0820-78-2163 松本昭司
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