鯛の里日記

周防大島町沖家室島の民泊体験施設・居酒屋の日常と、宮本民俗学の学びを書きます。

永六輔さん「誰かととこかで」が46年の歴史に幕

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永六輔さんがパーソナリティーをつとめるラジオ番組「誰かとどこかで」が、46年の歴史に幕が降りる。宮本常一先生を師と仰ぐ永さんはたびたび沖家室にも足を運んだ。泊清寺で講演があるとき、「到着が遅れそうだけど、あそこは大丈夫。木魚を叩いてお年寄りが待っていてくれるから」と番組で語った。
 
 僕が中学生の時、電波部の部長をつとめた。夏休みには真空管ラジオを組み立てながら番組を聞いた。おなじく長寿番組の小沢 昭一的こころは、小沢さんのスケベな話を通学バスで聞いた。赤面した。
 
20代のころは広島で演劇鑑賞団体に少し関わり、小沢さん率いる劇団の上演を手掛けた。こともあろうに演目にはまったく関係なく素っ裸の俳優さんをいきなりステージの端から端まで走らせた。予定不調和な人だからなにかやらかすだろうとは思っていたがやはり。ハッハッハ!! いい時代だったなあ​。
 
永さんは宮本常一先生を師と仰ぎ、小沢さんは周防猿回しの会の復活に最初に目をつけ、宮本常一先生や村崎家の皆さんとともに奔走して復活を果たす。まさか、中学生の通学バスのスピーカーから流れた両者がのちに目に現れるなど、予想もしなかった。
 
中国新聞の天風録に永さんの番組終了に関するコラムが二日連続で載った。さすが「宮本常一」を深く掘り下げる紙と筆者。心をゆさぶる記事を寄せた。
 
永さんは、TV番組で旅を続けるとニュースで聴いた。願わくばこれからは1対多数ではなくて、「あなたとどこかで」の二人称で​あるく みる きく、そしてしゃべる​、​「宮本常一」の実践者としてまだまだ旅を続けてほしい。
 
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