鯛の里日記

周防大島町沖家室島の民泊体験施設・居酒屋の日常と、宮本民俗学の学びを書きます。

懐かしい手回し充電機

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非常時の持ち出しバッグの底に手回し発電機。
笑った。
これを買ったのが4年前の2014年。
東日本大震災のことが頭にあったと記憶している。
一番の目的がケータイ電源の確保だった。
世はスマホ。こりゃもう使えない。
今回、ネットが割と早く回復したのは良かった。
水も道路も復旧のめどがあるから我慢できる。
情報が途絶えるほど怖いものはない。
震災に遭った人はどんなにか不安を覚えただろう。

世はすでにUSBケーブルの時代。
断水も困るけど、
電気の喪失は情報の喪失でもあり、怖い。
水も燃料も運べるが、
電気が運べるのは電池だけ。

かつて沖家室は停電に悩まされた。
電線は単線だった。
近年に双線にして停電が少なくなった。
一本がダメでももうひとつある。
水源も電源もそれが必要だと今回思い知らされた。

もし父が特養に入れず、
居宅介護だったと思うとゾーっとする。
自分だけでもたいへんなのに、
食事、炊事、洗濯、入浴のことを考えると途方にくれただろう。
親をひとり島において、
遠くで暮らす家族はどんなにか心配であろう。
ハッと我に返り、
考えてみると自分も独居老人なのだ。
ありゃりゃ!(××)!。

ところでソーラーパネルfacebookで紹介したら反響が大きかった。
次に備えようと思っているのが発電機と多機能バッテリー。
お隣の泊清寺が我が家の避難所。で
きれば共用できるものをそろえたい。
災害の多い島国。
考えてみれば非常用電源は一家にひとつは必要なのかもしれない。

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