鯛の里日記

周防大島町沖家室島の民泊体験施設・居酒屋の日常と、宮本民俗学の学びを書きます。

法螺吹きの結末

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佐村河内氏の聴覚障害の問題は、程度は軽いが同じ障害を持つ自分にも突きささる。たまに障害をネタにする。初対面の人には、「耳があまり聞こえませんから無視をするかもしれませんが、どうぞ気を悪くなさらないでください」と事前に伝える。そのあとに、「でも、悪口や内緒ごとは聞こえますから」と付け加えると爆笑する。僕の聴覚障害は、若い頃からのロックバンドの演奏が原因。一番はヘッドホンの大音量があると自分では思う。音は聞こえるけども聞き訳が悪い。鼓膜が緩んだものだろう。病院で検査をすると、やはり一部の音のサイクルに反応しないという。確かに、湯が沸いたヤカンのピーをお客さんが教えてくれることもよくある。
 
さて、佐村河内氏の嘘は、ひとつの嘘は嘘の連鎖に陥ることを示している。大げさなでたらめを言ったり、大言を吐いたりする人を法螺吹きとも言う。しかし、本来は山伏が相図に使ったり、仏具でもあるそうだ。そういえば島の寺にも巨大な法螺貝がある。
 
嘘も100回繰り返せば本当になるともいうが、そういうホラもいつかはバレることを肝に銘じたい。
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