我が家の怪談物語 ~父の話~
「海の中になぞの手」
今思い出しても、ありゃタマげたで
父がたまに思い出したように言っていた。
父は昼も夜もよく働いた。
僕が小学生のころ、冬になると父はよく夜漁(よいさり)に出かけた。サザエやアワビ、ウニなどを採るためだ。
冬は夜中に干潮となる。夜行性のサザエやアワビなどは、日中は岩陰に潜んでいるが、夜は岩の上に這い上がるため、採りやすくなる。
父が肝を冷やした体験とは
いつものように伝馬船で島の裏側の磯で漁りをしていたとき、箱眼鏡で海底をのぞいていたら、人の手がニューッとのびて来たというのだ。
さあ、その手の正体、なんだと思います!(^^)?
そりゃあ怖かろう(>︿<。)
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