友人のお宅にお邪魔して、煮しめが出されました。里芋 人参 レンコン コンニャクなどが湯気を立てて美味しそう。
「あのねえ、僕はどうもこの煮物が苦手なんよ。どうやって作る?」。
すると奥さんが出してきたのは顆粒の「昆布だしの素」
「これを入れて焚いたら美味しいんよ」
僕は直球過ぎて言葉が出なかった。
この写真は我が家のお出しです。イリコと昆布を3日間水出しでつくります。これで1リットル。お椀にして4・5杯分です。個人的には昆布のふくよかな味が好きなので多めにします。本来はこれにドンコを入れたいのですが、今注文中です。原木でつくられる干しシイタケは本場からとりよせます。水出しの良い点は苦みなどのえぐみがでません。煮出しはどうしても雑味も出てしまいます。これならイリコの頭もワタも取らなくてすむのです。
本題ですが、化学調味料の代表格といえば味の素。どうも負のイメージが強い。原料は天然素材を発酵させたもので、どの食材にもうま味成分として含まれているグルタミン酸などです。それになぜ害があるとか言われるのでしょう。多くの人が大好きなカップヌードルもチキンラーメンも、バーモンドカレーだってみんな入っています。
私事ですが、良くないというイメージが刷り込まれて何故かと問われると、根拠を挙げて答えられません。皆さんはどうですか!(^^)? お断りしておきますが、僕が味の素を推奨するのであれば、我が家のイリコ出汁画像は載せませんから。でも本当に悪者なのでしょうか。
そんな中、味の素本社がその疑問に答えるフォーラムを開催していました。ご覧になってみてください。そのうえで、皆さんはどう思われるでしょうか!(^^)?
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