鯛の里日記

周防大島町沖家室島の民泊体験施設・居酒屋の日常と、宮本民俗学の学びを書きます。

新酒で利き酒会

 3月23日、この春に出そろった県内の新酒三品。いづれも県内を代表する、いや、全国的にも名が通る銘酒と言ってもいい。新酒ということはすべて生酒。値段も安くはない。

 酒の選定には、①酒米山田錦」 ②純米吟醸以上 ③県内酒蔵の三条件をつけた。

 【獺祭(だっさい)/無濾過純米大吟醸50槽場(ふなば)汲み】
 【雁木(がんぎ)/純米吟醸無濾過槽出(ふなで)ばしり】
 【五橋(ごきょう)/純米吟醸あらばしり
 
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 利き酒会としてこの日に顔を揃えた酒好きの4人。
①おじさんバンド「夢人」ギターボーカル担当の川崎壽夫さん
②同じくパーカッション担当の上杉哲也さん(頭にスカーフをまいている人)
③翌日講演があると周防大島入りした山口大学准教授の辰巳佳寿子さん
④ふるさと里山救援隊代表の田中照敏さん(写真を撮っているから写っていない)
 
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【僕は楽器の方が気になって・・・・・】

 方式は、4つの徳利に入った酒の銘柄を言い当てる単純なもの。一つの徳利には、本醸造酒。つまり、醸造用アルコールの入った普通酒を入れた。

 それぞれ口に含み、匂りを確かめながらメモをしていく。ウーンと唸る。しかしさすがに、本醸造には「これは違うね」とそれぞれ。ハッハッハ!!

 しばし沈黙の十数分。皆さん答えがまとまったようだ。僕が徳利一本づつ正解を述べていく。

 なんと全問正解は辰巳さんと田中さん。川崎さんが2問正解(内ひとつは本醸造酒)。上杉さんは本醸造酒のみ正解でつまり大ハズレ。

 意外だったのは上杉さんがすべてはずしたということ。彼は新潟山古志村の出身。日本一の酒どころであり、彼もまた日本酒にはうるさい。利き酒を始めるまえからウンチクと放っていた。ところが全部はずした。ここが日本酒のおもしろいとこだろう。味覚は土地の風土で育まれる。酒の味も風土の由来するはずだ。風土はFood。興味深い結果だった。 
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【おじさんバンド/夢人】
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