鯛の里日記

周防大島町沖家室島の民泊体験施設・居酒屋の日常と、宮本民俗学の学びを書きます。

カンパチの刺身

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【本日のお品書き】
カンパチの刺身。

カンパチという魚が地元で認識されるようになったのは、
割と最近です。
かつては天然のハマチに混じって赤い鼻の魚がいてとても味がいい。
それを「アカハナ」と呼んでいました。
漁協の水揚げの伝票もアカハナと書かれて、
いい値がつきました。

僕は小さいころから図鑑と魚をにらめっこしていたので、
「父ちゃん、これはカンパチ(冠八)じゃ」と言っていました。
頭にハチの字の模様があるからすぐにわかります。
それから、という訳ではないですが、
地元でもカンパチと認識されるようになりました。

パッと見はブリとそっくりですが、
身は少しかたく、
薄く切ります。
上品な脂と甘みがある、
とても美味しい魚です。

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