鯛の里日記

周防大島町沖家室島の民泊体験施設・居酒屋の日常と、宮本民俗学の学びを書きます。

五七日(いつなぬか)


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きょうは五七日(いつなぬか)。
父が亡くなって35日。
初めてお坊様を我が家に迎えることができました。

父の遺影を母の横に置きました。
さいころ喧嘩もよくしていた両親。
もともと母は心臓弁膜症を患っていて、
僕が22歳の時に亡くなりました。
高校生の頃は、母と父の喧嘩から僕と父親の喧嘩に移行。
反抗期です。
その頃から両親の喧嘩はあまりみなくなりました。
それは次第に母が弱って、
喧嘩をする元気も段々と失せていったのでしょう。
母をいたわる父の姿を今も覚えています。
仲が良かったのか悪かったのか…。
本人でないとわかりません。

中陰和讃によると

五七日まもる地蔵菩薩
なみだを流す三途川
追善菩提の功徳にて
舟に乗りつつ越えるなり

これから三途の川。
いよいよこの世とのお別れじゃ。
閻魔様にちゃんとご挨拶をして、
舟賃六文銭はちゃんと持ったかいね!(^^)? なに、
今はカードか。
川の途中で釣りをさせろと、
船頭様を困らすんじゃないよ。
海じゃないから鯛はおらん。
母ちゃんの元へ無事に着くように祈っちょる。